土方奈緒ブログ

申告したほうがいいのかわからない人。

確定申告のご相談でよくあるのが・・・

「今まで忙しくて、申告したほうがいいような気がしつつ

放置していた。どうしたらいいんでしょうか?」という質問。

確認するのは、確定申告する義務があるかどうかです。

 

申告義務のある人というのは、税金が発生する人、つまりは利益が38万円を超える人です。

なぜ、38万円かというと、だれでも基本的に基礎控除額といって、38万円は無条件で

利益から所得控除ができるんです。

だから、利益38万円でたとしても、基礎控除で38万円マイナスすると、所得はゼロ、

つまりは税金の課税対象金額がゼロ。

会社員の副業で、会社で年末調整を受けている場合はちがいます。

利益が20万円を超えたときですので、ご注意くださいね。

 

計算した結果、赤字だった場合、申告義務がない場合、そのままにしておいて

大丈夫です。

まあ、いずれにせよ、利益は計算してみることですね。

 

 

準確定申告をお忘れないように。

相続が発生した場合に忘れないようにしてください。

準確定申告。

 
年の途中で死亡した人は、相続人が、1月1日から死亡した日までの所得を計算して、

相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内に申告と納税をしなければなりません。

 

確定申告をしなければならない人が翌年の1月1日から確定申告期限(原則として3月15日)までの間に確定申告書を提出しないで死亡した場合、

 

準確定申告の期限は、前年分、本年分とも相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヶ月以内です。

 

お忘れないように。。。