土方奈緒ブログ

経理処理、時代は進んでいますよ

一般的な話ではありますが、経理業務には無駄な作業、やらなくて良いことに時間を割いているケースがあります。

 

たしかいに以前は、経理業務はとても大変な作業で、手書きで伝票を書き、それを電卓で集計して・・・間違いがないかさらにチェックするという、

かなりの労力を要する作業でした。

 

ところが時代は変わりました。会計ソフト、エクセル、ネットバンキング。

 

このように時代は経理担当者にはうれしい環境に変化しているにもかかわらず、
手書き伝票時代が忘れられず、会計ソフト入力前に勘定科目のハンコを使って振替伝票を作成するといった作業されているケースが見受けらるのです。

 

たしかにパソコンがなかった時代には、取引が発生した都度、振替伝票に内容を記入しておき、月末にそれらを総勘定元帳へ転記して帳簿を作成するという流れの中においては意味があったかもしれません。

ですが、パソコンで会計処理をするのであれば、取引が発生した段階で会計ソフトに直接入力すれば、それで終わり。

 

わざわざ伝票をおこす必要はまったくありません。

なのになぜでしょうか?

 

経理は、完璧にできて当たり前。ミスをしたらいけない業務です。

ミスを起こさないため、過剰に保守的になり、今のスタイルを変える勇気がでない。
そんな経理担当者が多いのでしょう。

 

業務を効率化すれば、ほかの業務に時間がさける。
月次決算が早くなれば、それを経営の意思決定にいかせる。

一度業務の効率化をすすめれば、それが流れにのるのはすぐです。

 

勇気をだして。

昔ながらの経理をされているのならば、効率化すすめましょう!

キャッシュレス会計に挑戦⑥出張費には仮払金で対応します。

キャッシュレス会計、社員の精算金は1万円程度でしょうとお話ししました。

 

しかし、出張など多額の支出を要する経費については、精算額も大きくなり、社員に立て替えてもらうことは難しいケースがあるかもしれません。

この場合は、インターネットバンキングを利用して、仮払旅費を社員の口座に振り込んでおきます。

過不足は精算時に調整することで、キャッシュレスが可能になります。

 

 

キャッシュレス会計⑤ネットバンキングと併用しましょう

 

キャッシュレス会計をさらに効果的にしたい社長へおすすめなのが、

インターネットバンキングによる銀行取引のオンライン化。

 

・現金を銀行から引き出す手間が削減できる。

・インタネットバンキングにより、銀行振り込みのために銀行へ行く手間がなくなる。

 

銀行に行って窓口で長時間待ったり、何度も記入した振込票の金額を電卓で検算したりといった、無駄な時間も大幅に削減されます。

 

経費立替精算は、給与と一緒に立替分を各社員の預金口座に振り込むと手間が一度ですみます。

 

さらに、その際にネットバンキングを利用すると、金融機関に行く手間が省けるという具合ですね。

 

 

 

キャッシュレス会計に挑戦④メリット

キャッシュレス会計を導入すれば、

毎日、現金の出し入れを記録する必要がなくなる。

現金出納帳も不要になる。

残高が合わないこともなくなる。

かなりストレス減るはずです。

 

そもそも、経費精算を毎日する必要もないでしょうし、現金の盗難や紛失という危険性もなくなるので社長も安心です。

 

このように事務処理の負担を軽減するメリットはもちろん、経理の簡素化による経費削減、わかりやすい経理にもつながります。

 

キャッシュレス会計は、すべての入出金は預金から行うという内容です。
ですから、会社の入出金がある通帳1つだけからしか行わなければ、

「今会社にお金がいくらある?」

「どうしてこれだけしかお金がない?」

資金繰りの問題点も通帳をみれば一目瞭然です。

キャッシュレス会計に挑戦③社長もすっきり。

小さな会社の場合、正直会社のお財布と社長のお財布、ごちゃごちゃになってます。

どうしてよいかわからない・・・

ごちゃごちゃのまま。

そんな社長にはとくにおすすめ!!!

 

毎月1回精算書をきちんと作成して、経理処理していけば、社長のお財布も

気持ちもすっきりするはず。

 

また、自分はともかく、社員に経費を立て替えしてもらうのは忍びないとお考えの社長もいらっしゃるかもしれませんね。

それほど気にされることはないかと思います。

なぜなら、経費の立て替えは金額にして1万円に満たないことがほとんどですし、 小口現金の出し入れが面倒に感じている社員もいるはずですから。

きちんと精算さえ行われれば、不信感を抱かれることはありません。

 

店舗のレジがある現金商売以外は、極論するとキャッシュレスでOKでしょう。